2017年10月23日月曜日

ハナフェス東京2017を開催しました!


10.4宣言10周年の今年、東京地域で祖国の統一をテーマに、在日同胞が大きく集まるイベントがありました。韓統連東京本部、総連東京都本部、他様々な団体で協力して10月22日(日)に木場公園で「【도쿄통일광장】ハナフェス東京2017」を開催!・・・の予定だったんですが、その前後で台風21号が直撃する予報となり、屋外の木場公園から急遽場所を変更し、東京朝鮮中高級学校文化会館で開催することになりました。
青年は青年同士、というわけで韓青東京は朝青東京と共に、準備・出演などを行いました。

朝鮮大学生によるオープニング
オープニングは朝鮮大学校の生徒による合唱です。青いTシャツは実行委員会メンバー全員が着るスタッフTシャツ。このようにそのまま衣装になるし良いですね。

紹介と挨拶
今回は6.15委の海外代表の方や南側委代表の方等、6.15実践の柱となるような方がたくさん来賓されており、最初に紹介と挨拶がありました。これが第1部です。

テント立ててても濡れるレベル
一方外では、食べ物を販売するブースが肉を焼いており、猛烈な雨の中肉のいい匂いが溢れていました。とにかく雨がすごいので外のブースは大変だったと思います。

ホットック食べたかったな〜
こちらはコリアンフードブース。チヂミやチャプチェなど、韓国料理を楽しめます。お昼にここで牛すじ煮込みを買ったら同胞向けの辛い味付けで容赦無いなと思いました。

司会はずっと出っぱなし
さて、司会の方ですが、韓青東京と朝青東京で1名ずつ出して司会進行を行いました。事前から打ち合わせをしていたのでスムーズに進めていました。

機関誌(韓青通信)も置いた
韓統連東京は書籍販売などを行うブースを、同時に韓国手工芸サークルで作成した民族アクセサリー等を販売。アクセサリーは女子学生に人気でよく売れていました。

私たち民族同士、自主統一!
各地からメッセージの入った幕が届けられていて、会場ではそれらを壁にかけていました。今月初めの10.4宣言10周年記念行事で日本に来た6.15南側委青年学生本部からもメッセージがきていました。

練習の成果を披露
第2部は歌と踊りが中心の舞台ですが、ここで韓青東京・朝青東京合同律動チームが「우리 민족끼리 힘을 합쳐」「경의선 타고」の二曲を律動しました。ここまで合同練習も行ってきたかいあってよく踊れていたと思います。

ウリナラのステージで一気にプロフェッショナルな雰囲気に
それから、韓国から民衆歌謡グループ「우리나라/ウリナラ」がゲストとして登場。新曲を披露してくれました。

第1部で挨拶してたような方まで踊っててビビる
ここでみんな立ち上がって一緒に踊る。同胞が集まって歌を歌ったらそりゃこうなるよねという感じです。

舞台はこれで終了
最後は出演者全員で歌を歌って、ここで出演舞台は終わりました。

10.4賞は韓統連東京の代表が数字を引いた
最後は大抽選会です。抽選券の数字と同じなら当たりで、豪華賞品がもらえます。韓青東京で持ってたくじは、数字がひとつズレてて当たらず・・・惜しい。最後の最後、全員参加型の抽選で喜んだりがっくり来たり、みんな楽しそうでした。

というわけで台風で場所を急遽変更した中、そして大雨の中でしたが、たくさんの人が訪れ、祖国の統一へ向けた歌・踊りを中心に、その思いを共有することができました。統一へ向けてより一歩前進できたのではないかと思います。

2017年10月10日火曜日

10.4宣言10周年記念行事に参加しました!


2007年10月4日、韓国の盧武鉉(노무현/ノ・ムヒョン)大統領と朝鮮民主主義人民共和国の金正日(김정일/キム・ジョンイル)国防委員長がピョンヤンで首脳会談を行い発表されたのが「남북관계 발전과 평화번영을 위한 선언(南北関係発展と平和繁栄に向けた宣言)」で、10.4宣言とも呼ばれます。ここで6.15南北共同宣言の精神をもとに、南北の和解と交流、平和と統一に向けて南北で実践していく内容が盛り込まれ、6.15共同宣言の時よりさらに南北関係を前進させていこうと確認しました。全文はこちら

それから10年経った今年、どうなったかというと、それ以降2代続いた韓国保守政権は6.15宣言と10.4宣言を反故にし、対北強行政策を続けていました。それも長くは続かず、朴槿恵政権は途中でキャンドル民衆によって倒れました。その後、民主政権が出帆しましたが、現在も対北制裁の輪に加わり、朝鮮半島では戦争危機が続いています。

こんな時だからこそ、10.4宣言10周年の今年、祖国の平和と統一を力強く求めていく必要があるというわけです。長々と書きましたが、基本的に10.4宣言の約束ごとをきちんとやっていれば10周年はお祝いのお酒が飲める楽しいイベントとなっていたはずなので、より一層保守政権の積弊精算をきちんと求めなければ、とも思います。

というわけで、10月7日(土)に東京都内で10.4宣言発表10周年記念行事を6.15青年学生協議会主催で行い、韓青東京も参加しましたので以下報告です。

挨拶する委員長
まず中央本部に集合し、10.4宣言10周年記念青年学生集会を行いました。今日の行事の意義や、現在の情勢なども踏まえながら、全員が一言ずつ意気込みを話しました。

6.15南側委青年学生本部代表団が韓青事務所を訪問
また、今回は韓国から6.15南側委青年学生本部代表団が参加するということで、その前に韓青事務所を訪問。8.15故国訪問団が今年8月14〜16日にかけて韓国で光復節の行事に参加しましたが、その成果が今回の南側代表団参加実現となりました。韓青代表団メンバーは8月以来、約2ヶ月ぶりの再会となりました。思ったよりも早く会えた感じです。

全員が自己紹介し、歓迎
自己紹介等しつつ、簡単に交流しました。

真ん中にある2コートが会場
続いて「10.4宣言発表10周年記念 祖国の平和と統一のための青年学生フットサル大会」の会場へと移動。今回行事の名前がいちいち長いですが、”10.4宣言発表10周年記念 祖国の平和と統一のための青年学生”までは大体一緒なので安心してほしい。そのあとにフットサルがつこうが何がつこうが関係ない。祖国は統一する。

フットサル大会開会式
フットサル大会では韓国からきた代表団も参加し、スポーツを通して交流できる企画です。他は6.15青年学生協議会の各団体という感じで、韓青チームも参加。ちなみにフットサルは韓国語で풋살(プッサル)。

主審のルール説明を聞く
5人VS5人の7分フルタイムというルールで行います。水色のTシャツで揃ってるのが韓青チーム。こう並ぶとそれっぽいな。

全員で攻めて全員で守るので走りっぱなし
そんなこんなでキックオフ。勝ったり負けたりですが、楽しく交流しました。大体2点くらい入れたり入れられたりという感じで、7分フルタイムにしてはめっちゃ点入ってるなという印象です。

全員笑顔
試合が終わればこの通り、握手でお互い讃え合い絆が芽生えます。この一瞬のために7分間走り回ったというものです。

新宿アルタ前で集会
その後、第2部として「10.4宣言発表10周年記念 祖国の平和と統一のための青年学生キャンドルパレード」が新宿で行われました。キャンドルパレード出発前に新宿・アルタ前で集会を行い、6.15委員会日本地域代表挨拶のほか、6.15青年学生協議会、そして韓国からきた6.15南側委青年学生本部からも挨拶があり、決議文を採択しキャンドルパレードへ。

キャンドルパレードでは各団台代表を先頭に
キャンドルパレードでは「米国は対北政策を転換し平和協定を締結しろ!」を横断幕にかかげ、「米国は朝鮮半島から出て行け!」「核侵略戦争演習をやめろ!」「制裁と対決をやめ、対話と協商を!」「トランプの前代未聞の妄言を糾弾する!」等をキャンドルを持ちながら大きく訴えました。

民族楽器の音が新宿に響く
最前列では6.15青年学生協議会から民族楽器隊が打楽器を鳴らして新宿の人々の注意をひきつけました。



学生協からは副会長が参加
東京の真ん中で緊張する朝鮮半島情勢の中、対決路線をやめ、対話への転換を求める在日同胞青年学生の声を広げることができました。

사월의 젊은 사자/4月の若き獅子たちを歌う
約1時間ほど新宿駅の周りをキャンドルパレードしたあと、交流会を行いました。ここでは6.15青年学生協議会の各団体、韓国6.15青年学生本部がそれぞれ挨拶を行いました。写真は韓青で挨拶後、ノレ(歌)を歌っているところ。

祖国統一へ!
ここで6.15共同宣言の精神の下、祖国の統一を目指す各団体が集い、祖国の平和と統一に向けて一歩一歩進めていくことを決意しました。これからの時代を第2の6.15時代とすべく、活動していこうという意志に満ちた場所となりました。